以前、
ブログに私がこの国で買い物をし始めて気がついたことを書きました。
あれから1年弱の月日が流れ、当時はとても不思議だったことや、愛想のない店員の対応にも
いつの間にかすっかり慣れてしまい(良いのか悪いのか)、普通のことになってしまっている私ですが、買い物時に気をつけていることがあります。
それは、手にした商品が自分の欲しいもので、且つ値段もラベルとおりか確認することです。
ちゃんと自分の欲しい商品をラベルの書いている棚からとったのに、それはラベルと違うものだった、ってことが続けてあったからなのです。
この間は、トイレットペーパーがセールだったので、そのセールの棚からとったにも関わらず、同じブランドでもセール対象は1種類だけだったらしく、その棚にセール対象外のが交じっていました。
レジで会計時に「あれ?高いな。セールのはずなのに。」と思って初めて気がつきました。
「似て違なり」だったんですね。
ポー国の人たち、買い物途中で気が変わる人が多いと見えて、スーパーの棚に「気が変わったのでもう要らない商品」があちこちに置いてあります。
ハムとかチーズとか量り売りで頼んだものさえ時々あります。
ちゃんと元の棚に戻す人もいるのでしょうが、近くの棚に戻したりする人もいるので、似た商品がラベルと違うところに置かれていたりするんです。
だから、私が間違えてとっちゃうんですよね。(と、人のせいにする。)
なので、最近は、棚の商品を取るときに「ラベルよ~し」「商品よ~し」って確認してから買っています。
もっと慎重なときは、値段をスキャンしたりして。
しかも、レジの人は、”レジをするだけ”のようで、仮に商品の値段が広告と違っていて(セール品なのにバーコードを直していなかったり)、客がレジの人に値段が違うと言ってもレジの人は「私はレジ打ちだけだから、知りません。苦情があるのなら、カスタマーサービスの人に言って下さい」って言われます。
そう言われて、客も不満気たっぷりなのですが、全然レジの人は相手にせず、ひたすらレジ打ちをしているので、しぶしぶ客はカスタマーサービスに行くという光景を何度も見ています。
なので、私は言葉が自由じゃないので、カスタマーサービスにモノ申せませんので事前確認が重要になってくるわけです。
サービスたっぷりの国からサービスとは無縁の国の両極端を体験中。
いろいろと事前にトラブル防止策を練っております。
<今日のポ語>
klient (商店、事務所などの客、訴訟、弁護依頼人)
”くりえんと”
ここに来てから、どっちが客なんだ?客を客とも思わないと思う対応にしばしば出くわします。
(もう大分慣れましたが)
でも、周りのポー人はそんな対応をなんとも思っていないような感じに私は見受けられます。
心が広いのか、慣れているのか、諦めているのか、こんなもんだと思っているのか、謎です。