ポー国では先日まで郵便局のストをしていたため、郵便物が届かない日々が続いておりました。
やっと、ストが終わったというニュースをテレビでやっていたので、そろそろ郵便物が届くなと思っていた矢先の昨日、待っていた郵便物が日本から届きました。
それが、これです。
これはイラストレーターの友人、わたなべまなちゃんの記念すべき”初絵本”です。
彼女のブログで絵本を出版することを知ったのは今年の初め。
ここに至るまで、いろんな苦労をひと山ふた山超えてやっと出版に至ったとのこと。
途中、モノゴトがうまく進まなかったりして落ち込んだりしていました。
でも、彼女の絵本出版への情熱が、色んなトラブルをぶっ飛ばしました。
そんな彼女の絵本を、即注文させていただき、それがストで若干遅れたものの無事私の手元に届きました。
丁寧に梱包されていた絵本を手に取り、まず「まなちゃん、おめでとう、ご苦労様でした。」と絵本に話しかける私。
で、もう1つの袋からポ語バージョンのコピーを出して、ぱらぱらとページをめくり、「おぉ~、ポ語だ。読めん!でも、同居人が帰ってきたらすぐに渡して読んでもらおう」とまた独り言をつぶやく私。
(ポ語バージョンの絵本はらふぁうさんやポー国の関係者の方用にしか印刷しなかったらしく数は限られていたので、まなちゃんはコピーを送ってくれました、ありがとう~よ。)
内容は以前、彼女の管理するHPで読んでいたものですが、絵本として読むとまた全然感じが違います。
やはり、ネットでPCのモニターを通して読むのと、絵本として紙ベースで読むのって違いますね。私は、やはり”紙の時代”で育ったので”紙”の感触とか好きです。
絵も物語りも彼女独特の”ほんわか”が伝わってきます。
私に子供がいたら読んで聞かせるのにな、と思いながら、”ひとりで”読んでいました。
夜に同居人が帰ってきて、さっそく絵本と照らし合わせながら、私のポ語の勉強も兼ねてポ語バージョンを読みました。
同じ内容でも、ポ語だと異国情緒を感じたりして、、、。
らふぁうさんが近く感じます。(実際、日本のみなさんよりも近くにいるけど)
ポー国のみなさんにも読んで欲しいなあ~とおぼろげながらに思っていました。
同居人に読み終えた感想を聞いたら、「よく出来ているね。ポー国の子供たちが読んでもふつ~にすっと入っていくと思うよ。」「絵もかわいいね。」と。
どうやら、彼も気に入ったようです。ほっ。(なんだか自分のことのように心配してしまいます。)
で、これが、おまけとして同封されていたきんちゃく。
私はニックネームが”くま”だけあって、くまフリーク。くまモノが大好きです。
相変わらず、かわいい~、りらっくま。なごむぅ~。
こういうのって日本でしか買えないのよね、とまた独り言を言いながら、中を開けたらお茶漬け&ふりかけが入っていた。これまたサンキュウ!
この絵本はポー国のピアニスト、
らふぁう ぶれはち をモデルとしてまなちゃんが書いたものです。
らふぁうさんのサインも入っています。
興味のある方は、どうぞお手にとってみてみてくださいな。
彼女のサイトは
こちらです。
<今日のポ語>
opowiadanie (話、物語、短編)
”おぽヴぃあだにえ”
物語を読んでいると、気持ちがほんわかしてきます。
ポ語バージョンの訳は、
poziomkaさんことポズナンにお住まいの友美さんです。
ポ語バージョンを読んでも(辞書引きながらでも、汗)、なんとなくほんわかな気持ちが伝わってきます。
友美さんも翻訳、ご苦労様でした。ありがとうございました。