くま家のレモントが始まってから3ヶ月が経過しました。
当初はキッチンとバスルームだけのレモントだったのですが、築100年ほど経っているアパートなので断熱材なども入っていないし、他に痛んでいたところもあったので結局全部レモントとなってしまいました。
途中経過はこんな感じです。
不動産サイトから抜粋のレモント前のバスルーム。
(写真ではキレイに見えますが実際はかなり汚かった。)
幅が狭くてしかも最上階のため屋根の部分が斜めになっています。
その部分にバスタブがあるのでシャワーを浴びる時は体が斜めになります。
この物件は我々が購入するまでは賃貸物件だったのですが、テナントの方々は体を斜めにしながら、もしくはしゃがんでシャワーを浴びていたのかなぁ~、と感心します。
同居人はそれが嫌で「バスルームだけでもレモントする。」と言って始めたのですが、バスルーム&キッチンを壊してみたら、↓こんな感じでした。
床のいくつかの木は腐ってなくなっており、天井を支える木も折れそうでした。
そしてもちろん断熱材はなし。
ここはキッチンのパントリーがあった場所なのですが、床の木が途中からないのです。
鉄骨で補修しました。
この作業中、かなり大きな音がしたらしく階下の住人が苦情を言いに来たそうです。
でも、レモント作業を見て納得して「どうぞどうぞ、どんどんやってください。」と言って帰られたそうです。
と、いうのは今まで階下への水漏れが何度もありその度に前のオーナーに苦情を言っていたらしいのですが前のオーナーは何の手当てもせず無視していたらしいです。
床のところに断熱材と補正の材木を入れました。
天井の支えのところにも鉄筋を入れました。
そして、壁には全部断熱材を入れます。
これも不動産サイトからの抜粋写真。リビングルームの他に3つ部屋があるのですが、その1つです。窓の両脇は物置になっているのですが、中には入りたくないくらい前のオーナーが置いていったモノや棚がごちゃごちゃありました。(ちょっと非常識な前のオーナーです。モノは片付けていこうよ。)
段差があることとこの物置のお陰で部屋が狭く感じるので、3つの部屋ともその部分を撤去しました。
壁も天井も壊して作り直しです。
天井や壁には断熱材を入れました。最上階なので暑さ寒さがダイレクトに部屋に伝わるのでこれで少しはマシになる筈です。
不動産サイトの写真と同じ角度から撮った写真。
未完成ですが、物置がない分広く感じます。
実際は他の2つの部屋をちょっとづつ広くするために壁の位置をずらしましたので、一番広いこの部屋がちょっとだけ狭くなりました。
と、こんな感じで進んでおりますが、まだまだ時間がかかりそうです。
我々が依頼しているレモント屋さんは個人でやっている人で同居人家ではずっとその方にお願いしているらしいです。
その方は基本は1人でやっており作業が大掛かりな時は友人1人を連れて作業をします。
レモント屋以外にもう1つ仕事を持っているので(ポーランドではよくあること。)、毎日は作業しません。
でも、信頼があって仕事もきちんとしているのでずっとその方に頼んでいるとの事。
実際、ポーランドでは自分でレモントする人も多いです。
前にも書きましたが信頼できるレモント屋を探すのが大変なことが大きな要因です。
くま家のお向かいさんも入居する前にレモントをしたらしいのですが、作業途中から来なくなったとか。なんでもその仕事よりも高給の仕事が入ったのが原因らしい。
そんなことポーランドではよくある話らしいです。
だから自分でやらざるを得ない時もあるのでしょう。
<今日のポ語>
zamo'wienie (注文、オーダー)
”ざむヴぃえにえ”
くま家でお願いしているレモント屋さんの仕事っぷりを見て、お向かいさんと階下の住人からレモントのオーダーがあったそうです。
その話を聞いてよほどいい職人を探すのが大変なんだと分かりました。
レモントしたいけど、職人探しが大変。
でも、自分では出来ないなどいろんな事情でレモントしたくても出来なかったらしいです。
と、いうことで我々はまだレモント中のアパートに暮らしていないのに注目の人物になっています。
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