先週食べたものの中での1番のヒットは、これです。
米沢牛のステーキ。
以前勤めていた会社の先輩から、「お昼をごちそうするから、肉食べに行きましょう。」とお誘いをうけました。
私は年齢的なこともあって、肉はあまり食べません。
それに、同居人もポーランド人にしては、珍しく毎日肉を食べなくてもいいという人なので、くま家の食卓に肉(特に牛肉)の登場回数は少なめです。
「久しぶりの肉だなぁ~。」などと思いながら出かけて行きました。
で、行った所が日本3大牛(松坂、神戸、米沢)の一つの米沢牛を出すレストラン、
仔虎。
最近出来たらしく、このお店は知りませんでした。
私も先輩も「肉卒業年齢」ですが、先輩は栄養をつけるために年に数回ここで美味しい肉を食べるそうです。
で、先輩が注文したものが、米沢牛ステーキ昼会席。
私は値段的にもボリューム的にも遠慮したのですが、彼女が「我々の年齢は年を通してもそんなに肉を食べるわけじゃない。たま~に食べるので奮発してもいいんじゃない。それに、このような肉は日本じゃないと食べられないでしょう。」と。
確かにおっしゃるとほり。
お言葉に甘えてごちそうになりました。
前菜やらいろいろ出てきた後に、登場した米沢牛。
この日は「運良く肉の中でも一番よい、美味しいシャトーブリアンというのがいい具合に熟成されたのでそれをお出しします。」とわざわざ店員さんから説明がありました。
我々は2人して、「何?何?シャトーブリアン?それって何?」と、どんな肉なのか分からず(無知な我々)、聞いたところ、ロースの芯の部分で最高級の肉らしい。
毎日は出せない希少価値のある肉とのこと。
我々はラッキーでした。
で、頂きました。
肉とは思えないほどの柔らかさ。てんだ~。うんめぇ~。
霜降りもいい具合に入っていて、すご~く美味しい。
もちろん筋なんてない。食べると口の中でとろける感じ。
まるで、マシュマロを食べているように本当に柔らかい。
肉がこんなにおいしいなんて、、、、絶句。
至極の幸福を味わいました。
アメリカでもポーランドでもこのような肉は食べられないでしょう。
和牛にモーツアルトを聴かせて育てる話は、ポーランドでも有名で、同居人も知っていますが、「一体どんな肉なんだろうね。」なんて話していましたが、まさか今回の帰国で食せるとは思ってもいませんでした。
(我々が食べた牛がモーツアルトを聴いていたかどうかは不明ですが、笑)
先輩曰く、何度かこのお店に来ているけれど、シャトーブリアンを食べたのは初めてだと。
彼女もラッキーだと言っていました。
お互いに食を楽しみ、会話を楽しんだ良き昼食でした。
この日は私にとって肉記念日になりました。
<今日のポ語>
porcja (一皿、一人前)
”ぽるつぃあ”
このお店のランチメニューは、1000円前後で米沢牛丼や石焼ビビンバなどがあります。
価格とおいしさもあってか、(男性が多かったけれど)ひとりでランチしている方々も結構いました。
アメリカでは牛肉が安いのでアメリカ人には最もポピュラーな肉ですが、(個人的には、味はにおいもあるしあまり美味しいとは思えませんが)彼らの食べる量は1人前でも多いです。
バッフェスタイルときたら、それはそれはすごい量を食べます。
だから、体も大きいのかな?といつも思います。
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