
大好きな広瀬川を渡って今の私の住まいのある長町方面に移動。
昔の長町はお店もたくさんあって活気があったのに、ドンドンお店はなくなったり変わったりで活気も衰えがち。
それでも昔からある「駄菓子や、ハトヤ」はありました。
(ホルモン焼きやの左となりにあります。)
外から店内を覗くと子供達がいた。(大きな犬もいた。)
駄菓子やに必ずあるガラスやプラスティックのお菓子入れも見える。
なつかしぃ~~。なんかほっとする。


そのすぐ近くに大竹園というお茶屋さんがあります。
このお茶屋さんでは自家製はちみつを売っています。
なんでもお茶屋さんで山を所有しており、そこでハチを飼ってはちみつを取っているとのこと。
西洋はちみつと違って千種類もの花から集めたはちみつらしいです。
お茶屋さんの奥様は、「いろんなハチがいて、それぞれ性格があるのよ。穏やかだったり、気が強かったりとね。かわいいわよ。」と言っていました。
土地がすご~く広いらしいのでメンテナンスが大変だとこぼしていましたが、なんのなんの語り口調は結構楽しそうでした。
私が、「はちみつを取る様子を見てみたいなぁ~。」と言ったら、「春になったら見にいらっしゃい。」と、「春まで、居ないのです。」と言ったら、「じゃあ、連絡ちょうだいな。見せてあげるから。」と。
日本にいるうちに絶対見に行かなくちゃ。
はちみつを試食させてもらいお茶を頂戴して、はちみつを買って店を出ました。

レストランの入り口までの花壇に、こんなかわいいタイルがあった。

店内の天井。しっかりした柱。

2階に続く階段。2階は従業員専用らしい。

かわいいかめのマーク。トイレにも小さな陶器のかめがいた。
その後、商店街を歩いていくと、新しいレストランを発見、
びすた~り。
なんかいい感じ。
NPO法人が運営しているレストランらしいです。新聞にも載ったとか。
障害者の方々が働いている。
お店に入ると、障害者の方らしい男性がオーダーを取りに来ました。
我々は普通にオーダーしたつもりだったのですが、彼がオーダーの品をを書いている間に飲み物を言ったら、「ちょっと、待ってください。1つ1つ聞きますから。」とちょっと強いトーンだった。
私たちは全然気にもとめていなかったのですが、彼はあとで「あ~、大変失礼しました。口調がきつかったですね。お詫びします。」と1度のみならず何度も謝ってくれました。
全く気にしていなかった我々だったのに、何度も謝ってくれてこちらの方が恐縮してしまいました。
カフェのトレードマークは「かめ」のようです。
真っ白なカップにかめ、とってもかわいい。気に入ってしまった。
この建物、写真でもお分かりのように古い民家を使用したものです。
柱や階段は当時のままです。
立派な柱でした。
古い建物もこうして残してくれると、訪れた方も嬉しくなります。
今日は、壊されていく建物たちと、壊さず残してくれている建物を見てなんとも有意義な1日でした。
ご近所散策も出来て、今回の思い掛けない帰国は中身の濃い生活になっております。
<今日のポ語>
komunikacja (交通、交通機関、連絡)
”こむにかつぃあ”
今日歩いた道には、昔は市電が走っていました。
俗にいう「電車通り」です。
よく小学生の頃、この市電に乗って、仙台中心部や大学病院方面に行ったなぁ~と、もう線路のない路面を見ながら懐かしく思いました。