今日、ポーランドの運転免許証ができました。
日本の運転免許証からポーランドの運転免許証へ切り替えしたのです。
この事務処理に必要な書類は
在ポーランド日本大使館が案内しているとおりです。
ちなみに、手数料はグダンスクの事務局では70.5zl~でちょっと安かったです。
この運転免許証の切り替えについては、すったもんだがありました。
グディニアに住む友人のご主人がこの手続きをしようとしたら、事務局から試験を受けないといけないと言われたのです。
なので、私も試験を受けないといけないのかぁ~、きっと受からないよ、切り替えするのよそうかなぁ~などと思っていたのですが、グダンスクに書類を提出しに行ったら何の問題もなく(試験もなく)受理されました。
友人のご主人の方はと言うと、最終的には試験はなしで書類だけの提出でよくなりましたが、事務局によって対応や処理が違うというのは何なのでしょうね?!
本来なら、試験は受ける必要がないのにこのような対応をされること自体に首をかしげてしまいます。
ちなみに今回、私は必要書類を提出時に健康診断書(視力)を出さなかったのですが、視力に問題がないという診断書を提出すると期限は、ポーランドの運転免許証のように無期限になります。
今日もらった私の運転免許証の期限は日本の免許証と同じ有効期限日になっています。
次回の手続き時に視力に関する診断書を出せば、無期限の免許証が発行されるとのことでした。
それから、私のポーランドの運転免許証は同居人の免許証よりグレードアップ?されています。
と、いうのは7トン以下の車と小型トラックもこの免許証で運転可能なのです。
彼の免許証にはそれがないので、必要ならば試験を受けないといけません。
まあ、私の場合、普通乗用車の運転もままならないので、エクストラの運転資格があっても役に立たないのですがね、、、。
<今日のポ語>
prawo jazdy (運転免許証)
”ぷらヴぉ やずでぃ”
今日、窓口で対応してくれた女性は、終始笑顔で対応してくれ、免許内容のチェックをしている時も「今、間違いがないかどうか確認しているので、ちょっと待っててね(同居人訳)」と言ってくれました。
そして「今まで、韓国人に発行したことあるけど、日本人には初めてだわ」と言って私に微笑みました。
ここにきて初めて感じの良い対応を受けました。感激です。
その彼女、真っ白なスーツにブロンドヘアー、きれい系のお顔、香水のいいにほひ。
受け取った運転免許証も彼女の香水の残り香を感じました。
またbeauty freakが出てしまいました(笑)。
↑同居人が作ったラザニア。器はこの間ワルシャワで買ったボレスワビエツの陶器
この国に来て、早1年半になろうとしている。
相変わらず、言葉は分からないけど、ポー国&ポー人については大体こういう感じかな?とつかめてきた、というか見えてきたといった方がいいのかな。
過去ログの「
ドラマを観て思ったこと」で書きましたが、去年の私はステップ2の不平、不満ばかりでした。
今年になってからは考え方や見方を変え、人々の行動の影にあるものを考えたり(なぜこの人はこういう行動をとるのか)、国民性を考えたり(ポー国の過去の歴史との関連性)、過ごしてきた時代(共産時代を長く経験したのか)を考えるようになりました。
そんなこんなで、ちょっとづつポー国暮らしも慣れてきたような気がしますが、同居人との関係も2年目を向かえ関係も慣れてきたかなと。
しかし、慣れとは、いい面と悪い面の両面をもっていて、最近の我々はちょっと悪い方向に行っていたかな?と思います。
先週末はそんな慣れからきた”我”がお互いにでたのかな?ということがありました。
まあ、詳細はおいておいて、、、。
どちらかがおれないといけないときは、私がおれます。
いつものように先週も私が(よく分からないけど)おれていざこざは終わったのですが、気分は晴れない私。
なぜにいつも私がおれるんだ?
悪いのは相手だろうに、とか思って月曜までちょっといらいらを引きずっていました。
日本にいた時は、いらいらすればコンビ二に行って「あんこもの」を買って来て「あんこのやけ食い」をするところですが、それもここではままならず、余計いらいら。
昨日は、気分転換にどうしたものかと思い、先日鷲鷹さんから頂いたDVDの「思い出のメロディー」なんて観て、一緒に口ずさんでいました。
それで、ちょっと気が晴れました。
そして、昨日の夕方ころから、同居人の態度がちょっと変わってきた。
悪いと思ったのか私にご機嫌取りをしている様子。
今日は、日中、友人宅でお茶飲みをしていて”帰るコール”をしたところ、すでに同居人は家に帰っていた。
私が「今から帰るから」と言ったら、同居人「いいよ、心配しないで。今、夕食作っているから」との返事。
私はちょっとビックリしました。
なぜ、夕食を作っているの?と。(いつもはしないのに、、)
昨日のご機嫌取りといい今日の食事作りといいちょっと気まずかったなという行動の表れの様子。
人それぞれ、反省または悪かったなと思ったときの行動、表現は違います。
同居人はこういう行動をとるのね、と学習しました。
人間関係って色々なことがあって色々な行動があって色々思って形成されていくんだなとおもいました。
でも、いつも思うけど、美味しいものを食べると不機嫌も吹っ飛びますね。
<今日のポ語>
piekarnik (天火、オーブン)
”ぴえかるにく”
ポー国はオーブンを使っての料理が多いです。
私はオーブン料理ができません。
今日の夕食のラザニアも同居人がオーブンを使って作っていました。
やはり、オーブン料理は欧米の料理だわ、と思う私でした。
今度の木曜、金曜の両日、グダンスク大学で「ジャパニーズカルチャーの日」と題してイベントが行われます。
ワルシャワからは日本大使館の田邊大使がいらっしゃるようです。
大学の学生を対象に日本に関するクイズがあったり、後半は日本文化の紹介があります。
着付け、いけばな、お茶、折り紙のデモンストレーションがあるようです。
どんなイベントなのか、tro'j miastoに住んでいる数少ない日本人で行ってみようということになっています。
日本文化で思い出したのが、先日、IWC(internatinal women's club)のアクティビティで日本文化を私たち日本人が紹介したのですが、印象的だったのは参加したメンバー(ドイツ、デンマーク、スウェーデン、インド、ポーランド人)があまり日本に関することを知らないことです。
未知の国、日本という感じです。
まず、地図を広げて東京や京都の場所の説明をし、国の大きさ、人口をヨーロッパの国と比較しました。
国の面積としては、日本とドイツがだいたい同じくらいの大きさなのに人口は日本がはるかに多い。
例を挙げると、デンマークの人口は500万ちょっと、東京の人口は800万ちょっとということで、東京の人口の方がデンマーク1国の人口より多いです。
それだけ日本の人口が多い事に改めて驚き、メンバーは「テレビでラッシュアワー時に電車に無理やり人を乗せている光景をみたことがある。こんなに人が多いのではそれもありえる」とか、「道理で日本人は我々ヨーロッパ人より体のサイズが小さいと思った、小さくないと電車に乗れないものね(笑)」などど、冗談を交えた会話をしていました。
でも、私は体のサイズの違いについて、冗談とはいえ妙に納得してしまいました。(笑)
そして、日本に関することについて、メンバーから続々質問がきました。
覚えている範囲で紹介すると、
結婚式には何を着るのか?どこでするのか?
日本の宗教は?
日本の会社の雇用状態、労働環境(残業が多く労働時間が長いことは有名だった)。
ベットに寝ているのか?
靴脱ぎの文化について。
日本の刑務所のこと、刑務所内に学校などあるのか?社会復帰は?
教育制度や進学率、学位取得者の数について(塾の存在も知っている方がいました)。
嫁、姑の関係について。(なんとなくこれは全世界共通の関係が見受けられました)
など。
予想もしない質問がきて、我々日本人(私を含めて3人参加)は答えに困るものもありました。
以前、ブログで紹介した”日本に関する本”を私は持っていたので、必死でその本のどこに書いてあるか調べて答えました。
我々が答えに困ってしばし沈黙をしていると、メンバーの中には(冗談で)、「ほら、本、本。本に書いてあるよ。見てみなきゃ」と言われました(笑)。
そして、その本は英語でも書いてあるため、メンバーの数人はとても興味深く読んでいました。
メンバーのみんなは、日本に関しては(我々も含めて?)ほとんど知らないと言った方がいい感じでした。
でも、とても日本に興味があることは感じ取りました。
お陰で、私が持ってきた”日本に関する本”は今メンバーに貸し出しになっています。:)
<今日のポ語>
Japonia (日本)
”やぽにあ”
この言葉が、ラジオ収録の時に急に聞かれて答えられなかったんです(汗)。
なぜかって?ポ語は語尾が変わるから、原形を忘れてしまったのです。
お恥ずかしい限りです。
同居人実家に行ったら、リビングルームの棚に写真のモノを発見しました。
どうやら新聞か何かの付録のようです。
ポ語バージョンのおとぎ話の小冊子。
ポ語の学習に、と思い中身を見てみました。
15冊の小冊子とCDがありました。
誰でも1度は子供の時に読んだおなじみのおとぎ話です。
白雪姫、ヘンゼルとグレーテル、親指姫、人魚姫、赤ずきんちゃん、眠りの森の美女などがありました。
どの物語のストーリーもいまだ記憶しているので、ポ語の学習に最適と思い、同居人母上からもらってきました。
さきほど帰ってきて、チラッと白雪姫の1ページを開いてみたのですが、1行目から既に分からない単語が続出。
物語は分かっているものの、読み終えるまでに相当時間がかかる模様です。
実はイースターにAさんと会った時に、Aさんの子供用の絵本を数冊借りてきたのですが、うす~い絵本3冊は読んだものの(ページ数も文章も少ない)、あとの3冊はちょっとだけページ数も文章も多いのでそのままになっています、、(汗)。
読もう、読もうと思いながら、早くも2ヶ月経過です、ははは。
夏にAさんがグダンスクに来るまでには読まねば。
順番的にはAさんから借りた絵本を先に読んで、あとでこのおとぎ話にしようと思っては、いるものの、この順番で全部読み終わる頃には季節は冬になっていそうです、いや年を越すかも?
学習材料の着眼点はなんとなくいいような気がするのですが、実行力が伴いません。
ポ語を学習している方、どうしてます?
<今日のポ語>
bajka (おとぎ話、童話)
”ばいか”
ヘンゼルとグレーテルはポ語バージョンでは”jas' i mal~gosia”になっているのが、「へぇ~名前、違うんだ。」と思って私にはとても興味深かったです。
他の物語は日本語のタイトルをそのままポ語に訳した感じです。
「みにくいアヒルの子」-「brzydkie kacza,tko」みたいに。
日本では「母の日」はもう終わってしまいましたが、ポー国では明日5/26が「母の日」です。ちなみに父の日は6/23で、日にちは決まっています。
これから、同居人両親宅へ毎週恒例の”おびあと”を食べに行くので、さきほどケーキを焼きました。
何か、プレゼントをと、思ったのですが、同居人母上は何かのイベントだからプレゼントというのはお好みじゃない様子なので、食後にみんなで食べられるものということでケーキにした訳です。
それと、お花でも買っていけばいいかな、と。
日本では、母の日=カーネーションという感じですが、こちらではそういう意識はないようで色んな花を贈るようです。
母の日とカーネーションのことは
こちらに書いてありました。
ウキぺディアがうまくリンクされないので、下記のサイトがウキぺディアの「母の日」についてです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E3%81%AE%E6%97%A5
「母の日」の言葉にしても各国で(もちろん)違うので、興味深く読んでしまいました。
デンマーク語とスウェーデン語は似ていると聞いたことがあるけど、なるほど同じ言葉でした。
<今日のポ語>
ojciec (父、父親、神父)
”おいちぇつ”
「母の日」はみんな覚えていますが、なぜか「父の日」って「母の日」よりも忘れられ易くないですか?
この間、ポー人と喋っていたときに、彼が「今度の月曜は母の日だから、何か買わなきゃ」って言ったので、私は「じゃあ、ポー国で父の日はいつなの?」って聞いたら、「あれ?分からないや」とのこと。
この会話から、「母の日」は覚えてるけど「父の日」は忘れがちなのかなぁ~とぼんやりと思いましたよ。