バルト海沿いの町を走る電車にSKMというのがあります。
グダンスクからソポトやグディニア方面に行くのに私はよく利用するのですが、この電車、新しい車両が最近走行し始めたのですが、数としてはまだ少数で車両の大半はかなり古いものです。
車両が古いため、車両停止時の音もキーキーキッードスンといった感じで停まります。
そして自動ドアの開閉もいまいち。
ひどいときは閉まらないまま走行します。
安全性はどこに?といつも思っているのですが、走行中の振動で最終的には閉まるからいいのか。
これが日本だったら一大事だろうな、ニュースになるよなぁ~、とこういうシーンを見る度に思っていました。
そうしたら、今日ネットで
ニュースを読んでいたらまさしくそのような記事が出ていました。
この記事によると走行した距離はたった60センチ。
SKMでは数十メートル走行はよくあることです。
処変われば同じ状況でもニュースになるのね。
なんともいえない気持ちでニュースを読みました。
<今日のポ語>
kraj (国、地域、地方)
”くらい”
モノゴトの捕らえ方や考え方は人によって、国によってさまざま。
たまにどこに基準をおいて考えればいいのか分らなくなるときがあります。
「郷に入ったら郷に従え」なので住んでいる国の基準を知り、そこにあわせるのが一番いいのでしょうが、ついつい日本の基準と比較対象してしまいます。
どっちがいいかは、、、、これも人それぞれ違うのでしょうね。
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